霧雨の鳴神山

【年月日】

2022年4月26日
【同行者】 単独
【タイム】

駒形登山口(5:41)−山道入口(6:31)−大椚峠(6:51)−カッコソウ(6:56-7:07)−
−鳴神山(7:33-8:08)−なるかみ小舎(8:14)−駒形登山口(9:09)

【地形図】 上野花輪、沢入 大間々 番場 ルート地図(マウスホイールで拡大・縮小)

 前回と同じ駐車スペースに自動車をとめた。
 時間が早いので、先客はなし。

 この前と同じく東へと歩き始めたが、天候が思わしくないので、思い直して、赤柴登山口へ向かった。

ヒイラギソウ(大きな写真)
カッコソウ1(大きな写真)

 そこそこ時間がかかって、ようやく赤柴口。
 駒形コースよりこちらのほうが傾斜がゆるいような気がする。

 防獣ネットの中でヒイラギソウの群落がみごとに咲いていたが、ここ以外にヒイラギソウは見なかった。
 すべて鹿が食ってしまったのだろう。

 すぐに大椚峠。
 今回は直進して、カッコソウを見に行った。

カッコソウ2(大きな写真)
カッコソウ3(大きな写真)

 防獣ネットに囲まれた区域にカッコソウが植えられており、いくつかは咲き始めていた。
 ここは以前、来たことがあって、カッコソウが咲いているのを見たが、その時よりはるかに整備が行き届いており、カッコソウも増えていた。

 防獣ネットの中に周遊コースが作られていたのだが、ウィークデーの早朝とあって、入口は施錠されていた。
 ひょっとすると、盗掘防止ネットを兼ねているのかもしれない。

 網の中では、ヒトツバエゾスミレも咲いていたが、網の外ではほとんど見なかったから、鹿はスミレも食ってしまったのか。

アカヤシオ(大きな写真)
神像(大きな写真)

 鳴神山へ尾根を登る。

 尾根上のアカヤシオはほぼ散ったあとで、登山道に花殻が落ちていた。
 ヒメイワカガミも楽しみだったのだが、こちらはまだつぼみ状態で、咲くのはあと一週間後くらいと思われた。

 山頂で大休止。
 雨はほとんど感じないほどの霧雨で、展望も多少は得られる状態だった。
 ここから見ると、鍋足沢ノ頭あたりでヤマザクラが盛んに咲いているのがわかった。

ヒトツバエゾスミレ(大きな写真)
ワチガイソウ(大きな写真)

 雷神嶽神社へ下る。
 ここの鳥居の前に石像がある。
 神社にあるのだから神像であるはずだが、これはどうも仏像ではないかという気がする。

 草花を愛でながら駒形へ下った。