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【年月日】 | 2001年2月4日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
タイムとらず |
【地形図】 | 番場、足利北部 概念図(ポップアップで開きます) |
この間、なんのトレーニングもしていないから、出発から、はなはだ自信がなかった。
この前にこれらの山を訪れたときには、ダム工事の重機の音が響いていたのだが、松田川に沿う道路の先には、完成した松田川ダムがあらわれ、2ヶ所の赤雪山登山口には、広い駐車場がしつらえてあった。
今日は、仙人ヶ岳から周回するつもりだったので、赤雪沢駐車場というところに車をとめ、自転車で仙人ヶ岳登山口に向かった。
岩切で自転車を降り、小俣川に沿う林道を歩く。
林道の終点には、ハンターの4駆が3台。
歩き始めてしばらくすると、ライフルを背負った3人づれとすれ違った。
生満不動まで40分くらいかかった。
金網でふたをした何かの採掘跡が、数個。
水流が乏しくなると急登になり、尾根の上に上がる。
西側からかなり冷たい風が吹いていたが、しばしの登下降で、仙人ヶ岳。
ここで少し休み、赤雪山へ向かった。 そこからはおおむね、足利側が植林、桐生側が雑木、尾根上はアカマツという感じのピークをいくつも越える。
道標は少ないが、リョウブやコナラの若木に、マジックで「赤雪へ」などと書き込んであったりするので、迷うところは全くない。
県境から、足利と田沼の町界尾根に乗るところも、はっきりしていた。
町界尾根に入っていくつめかの露岩のピークあたりで、正午となった。
奥仙人峰というプレートの下がった、標高約590メートルのピーク手前は、尾根の直下まで作業道があがってきており、ヒノキの苗が植えたばかりのようだった。
いずれにしても、むごいことだ。
赤雪山北峰は以前のままだったが、本峰は、あまりのさま変わりに絶句した。
展望はずいぶんよくなっていて、三境山のかなたに、皇海・袈裟丸連峰が望まれて、うれしかった。
あずまやでは、3人の先客が、ボリュームを大きくしたラジオの騒音に負けない大声で、サシミなど食べながら、つまんないことをしゃべりあっていた。
なんだか、とても居づらくなった。
駐車場までは、重機で開いたらしいコースを下った。 |