石尊山から深高山

【年月日】

1994年3月21日
【同行者】 単独
【タイム】

石尊神社前(12:15)−奥の院(12:54)−深高山(13:29)−
猪子峠(13:52)−トンネル下(13:59)

【地形図】 足利北部

石尊山から赤城山を望む
 多高山に登ったあとまだ時間があったので深高山方面に登ることにし、MTBを岩切に置いて、石尊神社の脇まで自動車で行った。

 水場があったり、不動様の石像があったりする道をずっとつめていくと、女人禁制の大きな石柱。

 道がジグザグになると尾根の上。
 雑木やアカマツもあるがツツジ類が多い。
 なかでもドウダンツツジの大株にはちゃんと剪定までしてあって大きな石もごろごろしているからまるで庭園の中を登っていくようだ。

 屏風岩、碁盤岩という平らな面のある石のあるところは一息いれるのによさそうなところだ。
 ここからは釈迦岩という釈迦の立像に似た岩が南東の稜線上に立っているのも見える。

 赤城がすばらしくよく見えるテラスを過ぎると奥の院。

 奥の院で一礼すると、正面に「石尊神」「至誠通天」の二枚の刻字がある。
 みどり色の絵具で塗ってあるがなかなかのできばえだ。

 石尊山の山頂は北側が展望用に伐採されており、なかなかすばらしい。
 赤城全山と袈裟丸、皇海、日光白根、男体山が低山の上に見えている。
 仙人ヶ岳は漠然としているが、赤雪山ははっきりと認められる。

 深高山は南側が伐採されて開けており、ベンチなどもおいてあるが、休まずに行った。
 しばし急降下するがまたなだらかな下りとなり、猪子峠手前の四辻に着く。
 直進すると名草巨石群、右に行くと粟野、左に行くと猪子峠に行くわけで、粟野峠ともいうべき場所だ。