玉山からの県道は砕石場の先から銅山林道となり、道幅も狭くなる。
千軒平溜池への分岐には道標がないので、わかりにくい。
ラフロードなので溜池のすぐわきに自動車をとめ、池を約半周して右の流れ込みの左岸に入る沢に入る。
本当はもう少し上流に三森山という小さな道標があったのだが、見落としてしまったのだ。
沢の両岸にはキイチゴ類が茂っていて、歩きにくいところだ。
ハイイロシメジが沢筋の至るところに群生していた。
このきのこ、近年非常に目につくようになってきたような気がする。
しばらくで二俣。
この先は傾斜が急なので、ここで左岸の崖をずり登ってみると、しっかりした踏みあとがあった。
この踏みあとがどこから来るものか、よくわからない。
踏みあとを尾根通し登っていくと、溜池からの立派な登山道に出た。
雑木林の紅葉
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あたりはアカマツ林だが、古くなったクリタケがあちこちに出ていただけだった。
水平な道を行くと、大久川方面からの道と山頂に行く道との三叉路。
登っていったあたりはアカマツ混じりのきれいな雑木林。
なかなか急なところでもある。
ようやく登りついた南峰からは太平洋が見えた。
本峰には先客が3人。
ここもまずまずの好展望。
われわれはここで小休止して、さらに北に向かった。
北峰との鞍部にムラサキシメジがたくさん出ていたが、やや古くなっており、残念だった。
北峰からは西に向かって下る。
このまま猫鳴山まで行けない時間でもなかったが、Uさんが「コワイ」というので、下りきった鞍部から南に落ちる沢に入った。
ここは間伐されたスギの木が散乱していて歩きにくかったが、程なくもとの林道に戻れた。