太平洋を望む雑木の山
−三森山−

 【年月日】 2004年11月10日
 【同行者】 Uさん
 【タイム】 千軒平溜池(10:40)−T字路(11:40)−三森山(12:26-12:55)−谷入口(13:30)
       −千軒平溜池(14:30)
 【地形図】 上浅見川

概念図
 玉山からの県道は砕石場の先から銅山林道となり、道幅も狭くなる。
 千軒平溜池への分岐には道標がないので、わかりにくい。

 ラフロードなので溜池のすぐわきに自動車をとめ、池を約半周して右の流れ込みの左岸に入る沢に入る。
 本当はもう少し上流に三森山という小さな道標があったのだが、見落としてしまったのだ。
 沢の両岸にはキイチゴ類が茂っていて、歩きにくいところだ。

 ハイイロシメジが沢筋の至るところに群生していた。
 このきのこ、近年非常に目につくようになってきたような気がする。

 しばらくで二俣。
 この先は傾斜が急なので、ここで左岸の崖をずり登ってみると、しっかりした踏みあとがあった。
 この踏みあとがどこから来るものか、よくわからない。

 踏みあとを尾根通し登っていくと、溜池からの立派な登山道に出た。
雑木林の紅葉
 あたりはアカマツ林だが、古くなったクリタケがあちこちに出ていただけだった。

 水平な道を行くと、大久川方面からの道と山頂に行く道との三叉路。
 登っていったあたりはアカマツ混じりのきれいな雑木林。
 なかなか急なところでもある。

 ようやく登りついた南峰からは太平洋が見えた。
 本峰には先客が3人。
 ここもまずまずの好展望。
 われわれはここで小休止して、さらに北に向かった。

 北峰との鞍部にムラサキシメジがたくさん出ていたが、やや古くなっており、残念だった。
 北峰からは西に向かって下る。
 このまま猫鳴山まで行けない時間でもなかったが、Uさんが「コワイ」というので、下りきった鞍部から南に落ちる沢に入った。

 ここは間伐されたスギの木が散乱していて歩きにくかったが、程なくもとの林道に戻れた。