露岩と展望のピーク
−花塚山−

 【年月日】  1998年12月21日
 【パーティ】 単独
 【タイム】 峠の森(8:45)−竪石(9:40)−花塚山(10:20)−峠の森(11:50)
 【地形図】 飯樋

奇岩竪石
 相変わらず冷たい風が吹いていたが、西の高山以外は快晴もようの朝。
 今日はまず、川俣町の東にどっしりとそびえる花塚山に向かった。

 峠の森という施設の駐車場から、はじめはアカマツと雑木の急な階段道。
 登るにつれて、雑木の割合が増えてくる。

 登山道というより、公園のような感じだ。
 今回は硬いきのこにも関心を持とうと思って歩いたので、まあまあ飽きずに登れた。

 ピストンではつまらないので、登りの中ほどから花塚の里に向かうトラバース道に入る。
 ここもよく整備された道だった。

 小尾根をいくつか越えると竪石。
 自然が作った、四角い巨石の積み木細工だが、なかなか見応えがあった。

 急登するとすぐに主稜線で、南に少し下ると、花塚の里から飯舘村への峠道が越えていた。
 緩やかに登っていくと護摩檀岩。
 ここからも花塚の里に下れるようだ。

 あずまやもあるが、岩の上に登った方が展望がよい。
 日山、移ヶ岳、麓山、口太山、木幡山、女神山などが一望できた。
 安達太良、吾妻は、昨日よりは見えたが、雲はなくなっていなかった。

 花塚山の山頂も、西側が開けていたが、護摩檀岩ほどの展望はなかった。
 意外に時間がかかったので、風の来ない石の陰で小休止。
 とても気持ちのよい日だまりだった。

 帰りはずっと尾根道を下った。