東堂山をひと回り

 【年月日】  1995年1月16日
 【パーティ】 2人
 【タイム】  駐車場(8:22)−駐車場(9:05)
 【地形図】 柳橋、小野新町

東堂山満福寺
 昔のひなびた宿屋といった感じの日影の湯は、足の下から温まってくるゴエモン風呂も、もてなしもよかった。

 風呂でいっしょになった人から、東堂山の寺が古くていいものだ、日影山はたいした山ではないと聞いたので、東堂山に行ってみることにした。

 満福寺の境内の駐車場に自動車を停め、東堂山をぐるりと一周する遊歩道を行ってみた。
 朝ご飯の腹ごなしのつもりで、杉林の雪道に足跡をつけながら歩いた。
 どこかに東堂山頂への登山道があるはずだと思ったが、道らしいものはなく、山頂行きは諦めた。

 この山は寺側は植林になっており、その反対側は雑木となっていた。
 4分の3くらい回った大岩のあるところに不動尊。

 奉納されたばかりの新しい羅漢像が並んだのを見て、満福寺の境内に戻る。
 ここの羅漢は笑ったりおどけたりしているのばかりで、まじめにしているのがなく、馬鹿馬鹿しいテレビ番組を見ているようだ。

 この寺は古い寺らしく、いくつかの堂宇は二百年くらいの歴史を持つ、美しい建物だった。